JR西日本グループの総合建設会社
土木・建築・線路の3部門で都ま市ちづくりに貢献
広成建設株式会社
広島市に本社を置く総合建設会社。中国地方を中心に活動し、広島県、岡山県、山口県と福岡県に支店を持つ。JR西日本のグループ会社として、「鉄道の安全・安定輸送を支える」という使命の下、1941年の創業以来、線路の保守・新設工事、駅舎の新築・改築工事、鉄道構造物の新設・改良工事などを手掛けており、鉄道インフラを支え続けてきた。また、近年ではその技術力を鉄道工事だけではなく、商業施設、マンション、病院等の民間工事や高速道路、ダム、下水道などの公共工事でも発揮しており、中国地方トップクラスの実績を誇る。2020年に創業80周年を迎える。「広成建設に勤めて良かった」と実感でき、誰もがワークライフバランスのとれた働き方ができるよう、より働きやすい職場環境の整備に注力。別居手当の充実や子ども手当の新設のほか、年次有給休暇を大型連休等に計画的に付与するなど社員がリフレッシュのために長期休暇を取得できる制度を導入。また、国土交通省が推奨する女性が働きやすい職場づくりを進めるとともに、女性技術者を配置するなど女性の更なる活躍に向けた取組みを行っている。
多様なプロジェクトに参画
主にJR西日本の線路の保守、新設・改良工事を行う同社独自の線路部門を保有。在来線1780㌔㍍、新幹線450㌔㍍を保守しており、最終列車から始発列車までといった限られた時間の中で、レール、まくら木などの材料交換や、列車の通過により生じる線路のゆがみなどを協力会社と一体となって補修を行う。新設工事では、九州新幹線、北陸新幹線の建設に携わっており、直近では、大阪地区のおおさか東線の建設を行った。 土木・建築・線路の3部門を融合し、さまざまなプロジェクトにも参画。2017年に電化延伸した可部線可部―あき亀山間では、廃止となった路線の復活に施工者として大きく貢献した。廃止された路線の復活は全国初。橋上化などの改良工事が進むJR広島駅のプロジェクトにも共同企業体として携わっており、2017年に全面開通した南北自由通路をはじめ、駅北口から二葉の里・若草地区を結ぶペデストリアンデッキ(歩行者専用橋)や開発が進む商業施設「ekie」の工事にも参画している。 他にも、広島県内において多数の鉄道工事に参画。地元からの強い要望を受けてJR山陽本線西条~八本松間に開業した寺家駅新設工事も手がけた。大野浦駅では駅の橋上化工事を行い、南北を結ぶ自由通路を整備した。併せて駅前広場の整備や駅へのアクセス道路の整備も行い、駅周辺の利便性の向上に尽力した。現在、三原市の都市計画道路円一皆実線の事業の一環として、JR呉線旧羽仁踏切を撤去し、線路と道路を立体交差させるための工事を行っている。広島市街地においては、平和大橋歩道橋の建設を行い、広島駅北口と高速1号線温品JCTを結ぶ高速5号線道路の建設工事においても、シールドトンネル工事及びJR広島新幹線運転所上空の橋梁の建設にも参画している。 今後も理想の都市づくりが形になるよう積極的に提案し、地域社会の発展に貢献していく。会社概要
広成建設株式会社 本 社:広島市東区上大須賀町1-1 設 立:1941年9月1日 資本金:7億8000万円 売上高:478億1129万円(2018年3月期) 従業員数:776人(2018年3 月期) 事業内容: 土木、建築、軌道等建設工事の施工及び監理、建設工事の企画、設計、測量およびコンサルティング、不動産事業 T E L:082-264-1711 https://www.koseikensetsu.co.jp/
※2018年8月当時の情報です。