全国トップクラスの〝独立系〟マンション管理会社
PFI事業、オフィスビル賃貸で新たな成長へ
株式会社合人社計画研究所
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Chap1
全国22万戸のマンション管理
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Chap2
数字にしばられない経営
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Chap3
【先輩社員の声】若手が活躍できる環境
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Chap4
【先輩社員の声】既存事業が安定しているからこその挑戦
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Chap5
エンドロール
合人社計画研究所を中核とする合人社グループは、22万戸を超えるマンションの管理を受託している。その実績は全国でもトップクラスだ。
特徴は、大半の同業大手と異なり、マンション分譲会社を親会社に持たない〝独立系〟であること。親会社の影響を受けず、お客さま本意のサービスを追求してきた。システム化を進め、業務を合理化してコストを削減。平均30%もの管理費削減を可能にした一方で、居住者専用の託児所設置やカーシェアリングの導入など、先行的な取り組みを実施。「高品質で低価格」なサービスを実現している。
ストックビジネスで安定収益
近年は全国のマンション分譲会社と合弁会社を設立し、管理ノウハウを提供。第一交通産業(北九州市)やパナホーム(現パナソニックホームズ)(大阪)、ボルテックス(東京)などと提携している。同業で最大手の日本ハウズイング(東証2部上場、東京)とは12年に業務提携し、15年には発行済み株式総数の20%を取得。両社のノウハウを共有し、人的交流を行うなど、関係性を強めている。
管理業に進出した1983年以来、全国で管理戸数を増やし続けている。管理業はストックビジネスのため、安定的に売り上げが増える収益モデルを確立している。
また、マンションの居住者向けに無料の月刊情報紙「ウェンディ」を発行する。マンション管理に関すること以外にも、著名人のインタビューや生活スタイルの提案などを盛り込み、幅広い年代の読者を持つ。全国版と広島版合わせて105万部を発行し、出版事業者としても一定の地位を得ている。
公的施設30件以上を管理
マンション管理のノウハウを生かして取り組むのが、PPP・PFI事業だ。公共施設等の建設・維持管理・運営などに民間企業の力を活用するもので、広島では宮島水族館や、原爆ドーム近くの元安川オープンカフェ、広島市火葬場など、県外では沖縄科学技術大学院大学宿舎や、約4万冊を蔵書するマンガ図書館「立川まんがぱーく」の入った立川市子ども未来センターなどを管理・運営。17年8月には、パナホームなどとともに、大阪大の学生寮「グローバルビレッジ」(700室)の維持管理・運営を受託。計33施設となった。
デベロッパーなどに属さない独立系ならではの創造力・企画力を武器に日本の新しい街づくりに貢献。長いもので40年と、長期に安定した収益を得られるほか、運営に関わるさざまざなノウハウを蓄積できるため、今後も積極的に取り組む。
主要都市にオフィスビル取得
安定した収益が得られるオフィスビル等の賃貸事業も強化している。16年には東京・永田町の自民党本部隣接のビルを取得。ほかにも、広島市内を中心に横浜、名古屋、沖縄などに17棟を所有し、いずれも都心のランドマークとも言える物件だ。会社の信用度、知名度の向上にもつなげている。
新たにホテル事業にも取り組む。東京・上野のホテル「ホテルエミット上野」を取得し、18年6月から運営を始めた。同ホテルの取得を皮切りに、ホテル事業への本格参入に向け、ノウハウを蓄積していく。
会社概要
株式会社合人社計画研究所 本 社:広島市中区袋町4-31合人社広島袋町ビル 設 立:1980年1月 資本金:3億円 売上高:381億6052万円(2018年3月期グループ合計) 従業員数:4111人(グループ:4791人)(2018年3月時点) 事業内容: マンション・ビル総合管理、建築設計、公園緑地設計、計画コンサルタント、宅地建物取引、PPP・PFI事業 T E L:082-247-7475 http://www.gojin.co.jp/
※2018年8月当時の情報です。