躍進を続ける分譲マンション事業と
実を結ぶ収益不動産事業・海外事業
株式会社マリモ
地元広島で多角的に事業継続
1970年に設計会社として創業したマリモ。設計会社ならではの堅実なモノづくりの精神と確かな技術で進めてきた分譲マンション事業の開発実績は、全国で43 都道府県の政令指定都市・地方都市を中心に370棟・2万4400戸を超える。広島市では2020年に完成したポレスター宇品海岸ハーバービュー(157 戸)など19棟1078 戸、広島県内では40棟2365 戸を数える。 不動産流動化事業においても、従来からの強みである「デベロッパーとしての企画や開発ノウハウ」を生かした事業を展開している。広島市では開発受託者として計画から携わってきた「ホテルビスタ広島」(広島市中区)が18年8月にオープンした。 さらに、積極的に省エネルギーに取り組んできた経験を生かし、環境衛生事業としてオゾンの活用や、施設全体の消費電力を削減するESCO事業、新電力切替事業などを展開。「平成29年度エネルギー使用合理化等事業者支援事業」に係るエネマネ事業者に登録されている。地方活性化と不動産価値の向上を目指し、全国に展開
地域経済の活性化が日本経済を強くすると考え、特に地方都市の市街地再開発事業に積極的に取り組み、全国各地で実績をあげている。中でも17年は熊本市で、市街地再開発の住宅部分である分譲マンション「ザ・熊本ガーデンズ」(総戸数159 戸)を即日完売。埼玉県鴻巣市でも約200 戸のプロジェクトが好調に進んでいる。 収益不動産プロデュース事業では賃貸マンション・ホテル・商業施設・オフィスなどの開発に取り組み、地方都市のみならず、首都圏でも秋葉原駅徒歩3分の立地にカプセルホテルの建設・誘致を行うなど、不動産総合デベロッパーとして着実に新たな付加価値を生み出している。REITとして上場している総合型の不動産投資信託「マリモ地方創生リート投資法人」のスポンサーも務める。中国、アジアでも日本の快適な住空間を提供
海外における事業展開も着々と進めている。中国分譲マンション事業では江蘇省蘇州市で第1弾プロジェクト「北極星花園」853戸を引き渡し開始を前に全戸完売。仕上げや内装・設備に日本式の利点を取り入れた内装付きマンションの成功を糧に、18棟・1260 戸の第2弾プロジェクト「尚雅苑」を始動。既に1246戸の販売を完了し、残り14戸と完売目前である。 さらに、同市の複合開発区「蘇州工業園区」において、中華人民共和国では初となる日本独資による日本式温浴施設「悠然の湯」を開業。日本で培われた優れたサービスや商材を厳選し、1万平方㍍超というゆとりの空間に、女性やファミリー、高齢の方も安心して楽しめる、安全・快適な、日本式温浴施設を提供している。20年の創業50周年へさらなる成長続ける
16年にホールディングス体制に移行。今後予想される厳しい経済情勢にも柔軟かつ迅速に対処できる力を備えた組織へと変貌し、20年の創業50周年に向け、さらなる成長を続けている。会社概要
株式会社マリモ 本 社:広島県広島市西区庚午北1 丁目17-23 設 立:1970年9月 資本金:1億円 売上高:507億円(2017年7月期連結) 従業員数:400人 事業内容:分譲住宅の企画・開発・設計・監理・販売業務、不動産流動化事業、環境衛生事業、海外マンション分譲事業、中国温浴事業 T E L:082-273-7772 https://www.marimo-ai.co.jp
※2018年8月当時の情報です。